英単語を覚えることは、英語学習者にとって大きな課題の一つですよね。
私自身も、英語の勉強をしている時は、中々覚えられなくて苦戦していました。
しかし、英単語を覚えたいけど、中々覚えることができない。
もし、簡単に英単語の覚え方にコツがあれば教えて欲しい!と考えていると思います。
今回は、誰にも教えたくない、英単語の覚え方のコツをみなさんに紹介します。
英単語を覚えるコツ
英単語を覚える時に、より覚えやすくなるためには、いくつのコツを頭に入れておく必要があります。
それが下の3つになります。
・英単語は朝と寝る前にやる
・目標を明確に作る
・最初は英単語の1つの意味だけを覚える
・諦めず継続する
それでは、一つ一つに関して説明してきます。
英単語は朝と寝る前にやる
皆さん、短期記憶と長期記憶って言葉を聞いたことありますか?
簡単に説明すると、人間が記憶したことは、一度短期記憶になります。
その後、繰り返し短期記憶が行われることにより、長期記憶になります。
記憶が定着したといえるのは、長期記憶になってからです。
そのためには、英語の学習は朝と寝る前に行いましょう。
実は、人間は寝ている間に、短期記憶から長期記憶にしていると言われています。
つまり、新しい英単語を覚えるには、寝る前に覚えるべきなんです。
逆に言うと、朝起きて、寝る前に覚えた英単語を復習することで、さらに長期記憶が定着しやすくなります。
この人間の記憶の性質をしっかり理解し、英単語を覚えていくことで、最短距離で記憶を定着させることができます。
目標を明確に作る
2つ目のコツは、明確な目標を作りましょう。
皆さんそれぞれ、英単語の参考書を持っているかと思いますが、いくつ英単語が載っていますか?
おそらく、何千、何万の言葉が載っています。これを全て暗記しようと思うと、キリがありません。
また、復習もできないので、長期記憶として定着しません。
僕がオススメしているのは、1ヶ月に1000語をマスターしましょう。
少ないと思うかもしれませんが、がむしゃらに単語を覚えて、記憶として覚えていないのでは、元も子もありません。
1ヶ月目は1000語をマスターし、2ヶ月目は2,000語、3ヶ月で3,000語と、どんどんレベルアップしていきましょう。
何ヶ月後に見ても、記憶が定着していることが目標です。
具体的な勉強方法に関しては、後の章で紹介するので、もう少し待ってください。
最初は英単語の1つの意味だけを覚える
3つ目のコツは、1単語で1つの意味を覚えましょう。
よく、例文の単語や類義語を覚えようとする人がいますが、やめましょう。
キリがないですし、途中で挫折してしまいます。
また基本的に英語は、単語の代表的な意味しか出てきません。
代表的でない意味まで覚え、役立つことはほとんどありません。
それなら、他の英単語の意味を覚えたほうが効率的です。
もし、余裕がある方は挑戦するようにしましょう。
諦めず継続する
「最後に精神論かよ」と思うかもしれませんが、これが一番大切なコツだと思います。
英単語を覚えるのは、とても地味な作業です。必ず点数につながるか分かりません。
しかし、知っていないといざという時に悔しい思いをします。
英単語を覚えるのが、いやになった時は、
「なぜ自分がこんなに頑張っているか」、「目標は何か」
この2つを思い出して、踏ん張ってください。
何事も継続しないと手に入れることはできません。
誰にも教えたくない英単語の覚え方
英単語を覚えるコツは、理解していただけたと思います。
ここからは、紹介したコツを使った、具体的な勉強法を紹介していきます。
使用する参考書
英単語を覚える際に大切なのは、持ち運びができてコンパクトなサイズです。
英単語は、机に向かって勉強するよりは、通勤時間や隙間時間に勉強するのが、効率が良いです。
ここでは、2種類の参考書を紹介します。
オススメの参考書
今回は、2つ目に紹介して、英単語ターゲット1900を使って、実際に勉強法を紹介していきます。
英単語を覚える手順
はじめに、紹介する勉強法の流れを紹介します。
1. 夜に新しい単語を50個覚える
2. 朝起きたら、昨日と一昨日に覚えた単語100個を復習する(20日目)
3. 1と2を繰り返し、1000語覚えたら、2周目を行い、1日200個復習する(25日目)
4. 2周目間違えたものに、チェックを入れていく。()
5. 3周目は、チェックが入っているものだけ、復習する
6. 3周目でできなかったら、紙に書いて覚える(30日目)
7. 次の1000語に挑戦する
それでは、それぞれの勉強法について、詳しく解説していきます。
夜に新しい単語を50個覚える
毎日50個新しい単語を覚えます。
この時に注意するべきなのは、夜寝る前に覚えましょう。
理由は、最初に書いた長期記憶と短期記憶のためです。
寝る前に短期記憶をして、寝ている間に長期記憶に変わっていきます。
朝起きたら、昨日と一昨日に覚えた単語100個を復習する(20日目)
朝起きたら、昨日と一昨日に、覚えた単語50×2の100個を復習しましょう。
朝起きたばかりで復習することで、まだ長期記憶になりたての記憶を、さらにしっかり定着させることができます。
皆さんお気づきかもしれませんが、この方法だと、1つの単語を3回、3日連続でみることになるんです。
1周目ですが、しっかりと記憶に定着させることができます。
1と2を繰り返し、1000語覚えたら、2周目を行い、1日200個復習する(25日目)
1周目で1000語覚えたら、すぐに2周目に入りましょう。
2周目は、1日に200個復習しましょう。
2周目は、記憶に残っているので、1周目ほど時間はかかりません。
5日間で終わる計算になります。
2周目間違えたものに、チェックを入れていく
また、2周目は、ただ単語を覚えた、わからなかっただけではいけません。
間違えた時は、その単語にマークをしておきましょう。

1周目で3回も覚え直しているのに、わからないということは、あなたにとってその単語は苦手なものです。
しっかり写真のように印をつけておきましょう。
3周目はチェックが入っているものだけ、復習する
2周目を終えるまでに、25日間使う計算になります。
残りの日間を使って、3周目をしましょう。
3周目で、覚えるのは2周目でチェックの入っているものだけです。
もしここで、まだ覚えられていない場合は、また別のマークを単語につけましょう。

その単語は、あなたにとって、天敵とも呼べる英単語です。
3周目でできなかったら、紙に書いて覚える(30日目)
3周目で、覚えられていない単語は、紙に書いて覚えましょう。
1つの英単語につき、5回書いて、発音も合わせて行ってください。
実際に、書いて発音することで、記憶として定着しやすくなります。
次の1000語に挑戦する
3周目は人によって、終わるスピードが異なります。
もし時間がある方は、4周目をしてもいいです。
完璧だと思えたら、新しい1000語に挑戦していきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、実際に使っていた、誰にも教えたくない、英単語の覚え方のコツや勉強法を紹介しました。
紹介したコツと勉強法を実践していたら、必ず英単語をどんどん覚えることができます。嘘だと思って頑張ってみてください。
英単語を覚えるのは、地道で辛い作業です。また人によって、最善の英単語の覚え方は違うと思います。
皆さん、自分にあったやり方を見つけてみてください。
コメントを残す